神奈川県小田原市・小田原城の大規模改修に伴い、小田原城址公園本丸広場内にオープンした「常盤木門 SAMURAI館」の常設プロジェクションマッピングシアターにて上映される映像作品「花伐つ鎧」の企画・演出・映像制作を担当しました。
本作品は、甲冑を亡骸として捉え、戦を生きた武将が過去を回想する物語です。一騎打ちの末に討ち取った敵は桜の花となり、勝ち残った主人公もまた、やがて死を迎え花へと還る──。戦の壮絶さと命の儚さを、日本を象徴する桜をモチーフに描いています。
一騎打ちのシーンでは、殺陣俳優による演技をモーションキャプチャーで収録し、実際の武将さながらの迫力ある動きをCGで再現しました。
映像は、この作品のために特別に制作した白い甲冑・屏風・展示空間の壁面へ投影。3台のプロジェクターを使用することで、甲冑の背面に生じる影を最小限に抑え、立体的な展示空間全体を活かした没入感のある演出を実現しています。
映像表現と空間演出、そしてストーリーが一体となることで、まるで戦国時代へと誘われるような没入体験を創り上げました。




